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日本空手協会 冬季昇段審査

押忍、指導員の庄司です。

昨日12/11(日)に大阪市立中央体育館の剣道場で日本空手協会大阪本部による昇段審査が行われました。

鶴見南支部からは川嶋指導員が参段の審査を受験することに。

師範と私は付き添い(見学w)で。付き添いなので私は私服で行ったのですが、参段以上は運営に参加してくださいと注意されてしまいました。以後気をつけます。押忍

今回の審査は、初段受験者が30人程度。弐段、参段の受験者が20人程で計50人位の方が受験されていました。

今回の審査で驚いたのが、これまでは「基本・形・組手」で審査していたのが、「基本・形・組手」か「基本・形・形」で選択できるようになっていました。コロナ対策の一環らしく前回からなのかな?

川嶋指導員は従来通りの「基本・形・組手」を選択。まあ、ほんとは「組手・組手・組手」を選択したかったんだろうなあw

ちなみに形・形を選んだ場合、一つは本部から指定された形になってました。今回は平安四段でした。

審査は初段受験者から始まり、弐段・参段受験者は後回しだったので川嶋指導員は「形の分解復習してきます!」と離席。

今年から参段審査には形の分解の説明が入りましたので大変そう。私の時は無かったのでアドバイスもできないのは申し訳なかったなあ。

初段受験者のレベルにはばらつきがあったように感じました。

特に移動基本時に軸足が動いたり、めくれたりする子。踵が浮いたり摺り足が出来ない子。拳の握り込みが出来ていない子。もちろん出来ている子もいるのですがとても目立ちました。

形は9割慈恩。私的には、基本の動きが多い分一番難しいと思うんですけどね。当然基本が出来ていない子は顕著に出ていましたね。

組手の自由一本も少し変更されていたので、道場生に伝えておかないと・・・

初段の審査が終わると、弐段・参段審査前に合否発表。

結果3人の子が形保留で次回審査に持ち込まれていました。

30人程度の受験者でしたので、9割合格という事で決して狭き門ではないんですが、基本をしっかり習得していないと合格できないという事ですね。ちなみに今回75才の方が受験されて合格されていました。

キレや力強さは若い子に負けますが、とても丁寧な基本と形を打っていて感心しました。良い目標です。

さて、弐段・参段の審査に。

基本は特に気になることはなく形に。

形の解説が思ったより詳しく説明しなければならなかったのを見て、川嶋指導員ピンチ(笑)

そして川嶋指導員の番に。形は観空小。

形自体の出来もかなり固くなっているのが分かる出来でしたが、解説も少しとちってしまってました。

帰ってきたときに思わず「次回頑張ります!」「次回頑張ろう!」と声が揃ってしまいました(笑)

最後の組手は心配していませんでしたが、本人も落ちたと思っていたので伸び伸びとしていましたね。

そして、合否を決める会議中に師範が呼ばれて行きました。心の中で「師範!お願いします!!」

そして合否発表・・・結果・・・

見事、川嶋指導員参段合格!!本人が一番驚いていたんじゃないかな。しっかり推薦してくれた師範にも感謝しときな(笑)

ということで、大きな心配事が一つ解消されました。これから資格審査とかも多くなってくるけど、出来る範囲で頑張ってください。

さて、後は子供達の昇級審査を残すのみ。川嶋指導員に続けるように頑張ってください!!

押忍