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昇段審査 その2

さあ、いよいよ本番!

今回は弐段受験者が2名、参段受験者が2名だったんですが。一人は、前回の審査で保留だった方で、形のみの審査でした。

なので、川嶋君ひとりで移動の審査。

始まった瞬間に、「あ、緊張してるわ( ;∀;)」てのがわかる動き・・・ただ、不安だった前蹴り、廻し蹴り、横蹴込みに関してはなんとか修正出来たみたい。

続いて嫁さんの移動。

こちらも、審査前に稽古できる時間が取れたのが良かったみたいでなんとか及第点。道場開けていただいた師範に感謝です<m(__)m>

 

移動が終わると形。嫁さん曰く、一番の難関。

まずは、川嶋君。形は慈恩。弐段審査は二人とも慈恩でした。

こちらはあまり心配していませんでしたが、若干のスタミナ切れがわかる形でした(笑)

そして、嫁さん。形は二十四歩。

以前、ブログに書きましたけど、短いながら難しい形です。

嫁さんが、今回形を打つにあたり気を付けたのは、「ゆっくりと」「力強く」「正しい挙動」

「正しい挙動」にはやや課題が残りましたが、それ以外はクリアできたんじゃないかな・・・身内贔屓かな(笑)

最後に組手。

これは、もう行くしかないんで特にアドバイスもなし。

川嶋君の相手は参段受験者で現役バリバリ。身体も大きかったのでなかなか中に入れず、受けに徹してました。

返しの突きは入っていたんですが、審査は自分から攻撃しなければなかなか評価してくれません。そこは課題ですね。西原さん、頼みます(笑)

そして、嫁さんの相手。てっきり弐段受験者の女性かと思いきや、なぜか川嶋君の相手をした現役バリバリ君。

会場が笑いに包まれました(笑)

しかも、組手始まってすぐ嫁さんの突きが相手の顔面にヒット!嫁さんの「ごめんなさい!!」が響き渡り、またしても会場が笑いに包まれました。そして、組手審査終了。

全員の審査が終わり、審査結果が出るまでの間に相原先生による審査での反省と特別練習。

課題は追い突きの時の腰と足の力の伝え方。後屈手刀受けの移動と、そこからの貫手。慈恩の掻き分けからの挙動でした。

40分ほどで審査結果が出たので、そこで練習は終了。

後10分遅かったら、嫁さん倒れてたんじゃねって位汗だくだく(笑) 

おつかれさん(´・ω・`)

結果発表!!

初段17名。弐段2名。参段2名。全員無事合格でした。

前回は、保留一名に条件付き合格が出たりで結構ドキドキしてました(主に嫁さんの結果に)みなさん、おめでとうございます。

最後に、審査の振り返り。

まずは相原先生から。

技術的な面では、移動時の足音。これは毎回言われてます。

空手は基本摺り足なので大きい足音はNG。移動する時にどったんばったんするのは正しい動きが出来ていない証拠です。

股関節をもっとうまく使うように。移動時に股関節をうまく使い、体重を足に乗せ溜めた力で前に早く出る。という事をおっしゃってました。

そして、審査のために稽古をするんではなく、稽古の延長線上に審査があるだけという事を忘れずに、緊張感を持って稽古に臨んでください。との事です。

審査発表後から特別練習までにあった緩んだ空気を叱っていました。

最後に、本部長の松下先生からのお話がありました。

まず、全員基準はクリアしていたので合格にしましたが、実力の差はバラバラでした。少しでもその差を埋めてください、ということ。

もう一つは挨拶や返事が出来ていない、していても声が小さいとの事でした。

いくら技を磨いても、挨拶や返事が出来ない黒帯はいりません。道場生の見本になるようにしてくださいとのことでした。

鶴見南道場のみんなも挨拶、返事についてはこれまで以上に厳しく指導していきますので覚悟しておいてください( `ー´)ノ

松下先生の総括で、大阪府昇段審査会が終了しました。合格した二人は、おめでとう!!次の目標をたてて頑張ってね(*'ω'*)お疲れ様でした。